バレーボール男子日本代表の石川祐希(29)がイタリアで10季目を迎えている。今季から所属する世界最強クラブ、ペルージャは各国の代表選手が集い、スポンサー数は約300という強豪チーム。日本代表の絶対的エースも、ペルージャでは、試合にスタメン出場する機会が減っている。石川がスタメンを勝ち取るために超えるべき壁とは。普段は地元メディアにも公開されないというチームの練習を独占取材、強さの秘密に迫った。

石井大裕アナウンサー(左)と石川祐希選手(右)

ペルージャで人気絶大、愛される選手に

約16万人が暮らすイタリア中部の街、ペルージャ。かつてはサッカー元日本代表の中田英寿(1998年~2000年ペルージャ・カルチョ)が在籍し活躍した場所だ。今では、ペルージャで愛される二人目の日本人選手として、石川が街を歩けば視線が集まる。

石井大裕アナウンサー:素敵な街ですね。

石川祐希選手:そうですね、イタリアを感じるんじゃないかなと。

石井:こっちに来てどうですか?慣れました?

石川:だいぶ生活には慣れてますね。

石井:いやすごい写真を撮られてる…やっぱりすごい。

石川:僕のことを知ってるのか、(テレビ)カメラがあるからなのかわかんないけど(笑)

すでにファンからの人気は絶大。敵地の会場にも、「ユーキのファンなんだ」と石川の誕生日を直接祝福したいというファンがかけつけるほどだ。
ペルージャの街並みが一望できる場所へ行くと・・・

石川:いやーめちゃくちゃ綺麗です。びっくりしました。今日はマジでびっくりするくらい綺麗です。

石井:ペルージャ最高ですね。

石川:住めば住むほど良さを感じるのかなと思ってきたりはします。

ペルージャの街を背景に写真撮影する石川選手(左)と石井アナウンサー(右)