13日の成人の日を前に石川県内では各地で「二十歳のつどい」が開かれ、ニ十歳を迎えた若者たちが決意を新たにしました。

金沢市の本多の森ホールでは、城東地区を対象に式典が行われ、スーツや華やかな振袖姿の参加者が友人との久しぶりの再会を喜びました。式典では村山卓市長が、「仕事や学業の目標だけではなく、あらゆることに対して未来の設計図を描いてほしい」などとはなむけの言葉を贈りました。


出席者を代表して、朝本諒祐さんは「未来の自分たちの可能性を信じて、きょうこの場が新たな出発となるよう努力していく」と力強く決意を述べました。

参加者は…
「振袖着たくなくて、自分が一番好きな服を着ました。将来は洋服の仕事に就きたいです」
「すぐ20歳にまで来たのでまったく実感がない。両親にはこれまで育ててくれてありがとうという気持ち」
「これがひとつ大人の区切りだと思うので、これから自立して生活していきたい」


今年度、県内で20歳となる人は去年より480人少ない1万1,495人で、13日の成人の日までに加賀市を除く市と町で記念行事が開かれます。