この冬一番の強い寒気が流れ込んだ影響で、宮崎県内は、ほとんどの地点で最低気温が氷点下となりました。
昼間になっても、県内すべての観測地点で、最高気温が10度に届きませんでした。

10日朝の最低気温が-4℃となった高千穂町。雪が降る中、小学生が元気に登校していました。

(児童)
「寒いです」
「(Q.雪降るのは?)うれしいです。雪が降るなら積もってほしいです」
「雪だるま作って、友達に雪投げて雪合戦したいです」

各地の最低気温は、五ヶ瀬町鞍岡で-6.7℃、美郷町神門で-4.2℃などと、県内のほとんどの地点で氷点下となりました。

(田尻怜也記者)
「現在、午前9時前なんですが、手元の温度計では0度となっています」

宮崎市でも、最低気温が-0.2℃まで下がりました。
大淀川近くの水路では…

(田尻怜也記者)
「こちらの水路では、水がうっすらと凍っています」

(河川敷にいた人)
「めっちゃ肌が凍るほど寒い。朝布団から出られない、まったく」
「きょうは一番寒い。普通なら汗が少し出てくるのに、きょうは出てこない」

また、市街地では、厚手の服を着て通勤する人の姿が見られました。

(街の人)
「寒いのは嫌」
「肌に刺すような寒さ」

また、最高気温も県内すべての観測地点で10度に届かず、ほとんどの地点で今シーズン、最も低くなりました。

県内は、11日朝も10日朝と同じくらいの冷え込みになる予想で、水道管の凍結などに注意が必要です。