「過疎債」というからくり

建設費220億円のうち多く使われるのが「過疎債」です。

過疎地域の財源として特別に認められた地方債で、市町村の実質の負担は3割のみ。
残りは国が肩代わりします。

永原町長は自らの政治力で過疎債を認められたと胸を張ります。

大任町 永原譲二 町長(71)
「国も簡単には過疎債も貸してくれませんよ。それを何十回となく国に交渉に行き、色んなことやってるんですよ」