普通なら2500円はするリブロースのとんかつが950円。その道のプロが直営する食堂は安くてウマい!肉自慢の店と魚自慢の店を取材しました。
■精肉店直営食堂!肉のプロ集団が提供するステーキ丼900円
東京・府中市にある定食の店「やすいみ~と」。
旨味抜群の豚肉を、特製のニンニクソースで炒めた「スタミナ焼肉定食」や、お肉ぎっしりのワイルドな「ハンバーグ定食」など、とにかく“肉料理がウマい!”と評判の店。

女性客
「何よりもおいしい。やっぱりプロの味というところが魅力だと思います」
男性客
「お肉屋さんならではのおいしさとリーズナブルさ」

ここは精肉店が直営する食堂!お客が向かう2階が食堂で、その地下にはお肉の加工場があります。
毎日100キロ以上のお肉をブロックで仕入れて加工し、飲食店や保育園などに卸しているお肉のプロ集団!自社で食べやすく整えるため、鮮度はバツグン。なおかつ安い!
日替わりランチのバリエーションも豊富!「ホルモン炒め」から「ミックスフライ」まで50種類以上。
取材した日の日替わりランチは、お肉たっぷりの「ガパオライス」800円!男性4人組は揃ってガパオを注文しました。
ガパオライスを注文した男性4人組
「めちゃめちゃおいしいので、オススメです」
「20~30回は来てるよね」
「1番はガパオライス目的ですけどね」
絶品の「ガパオライス」のためにランチに通うということですが、日替わりランチが「バター醤油ステーキ丼」(900円)の日にも・・・いた!

ガパオライスのファン
「あ、どうもこの間は」
900円でステーキ丼が食べられるなんておトク過ぎ!ってその気持ち、よくわかります。
■希少部位リブロースのとんかつ定食が950円 通常の半額以下! 秘訣は豚の一頭買い

精肉店直営の食堂だと、お肉が足りなくなっても大丈夫。厨房を飛び出したスタッフは地下の加工場へ直行。いつでも美味しいお肉をゲットし、すぐに調理することができるんです。
最高級の希少部位「リブロース」は柔らかい肉質と、脂の甘みを味わえる極上のとんかつに。この店の看板メニューです。
店員
「とんかつ定食です」
女性客
「持ち帰りの注文、今お願いしてもよろしいですか?とんかつ弁当2つ」

お店で「とんかつ定食」を食べて、帰りに「とんかつ弁当」を2つテイクアウトする人も。
安井ミート 安井健浩社長
「僕が調べてるところだと、リブロースのとんかつを出すところはだいたい2500円が平均かな」

国産リブロースのとんかつ定食が950円!通常の半額以下でいただけます。
男性客
「ジューシーでお肉は分厚くて大きくて、値段の割には信じられない」
でも、なぜ高級なリブロースが他の店の半額以下で出せるのでしょうか。
安井ミート 安井社長
「今これから、近くにある東保育所という保育園にお肉を届けさせてもらいます」

「やすいみ~と」の本業は肉の加工と卸売り。
卸先の保育園で子ども達用に必要とされているのは、赤身の多い豚肉。一方、食堂で大人に人気なのは脂がたっぷり乗ったリブロース。豚を一頭買いしているので、必要とされる部位を無駄なく、しかも安く提供できるんです。高級とんかつもお安くできるワケです。
安井ミート 安井社長
「やはりどこよりも良いモノを出せると思ってますので、直営は良いものです。フフフ」

ちなみに毎月29日の「ニクの日」はサービスデー。1000円で「サーロインステーキ」がいただけます。