米海兵隊員が女性に性的暴行を加えけがをさせた不同意性交等傷害の疑いで8日に書類送検されたことを受け、林官房長官は米側に再発防止の徹底を求める考えを示しました。
去年11月、30代の米海兵隊員が沖縄本島内の建物の一室で女性に性的暴行を加えけがをさせたとして、きのう不同意性交等傷害の疑いで書類送検されました。これを受け、林官房長官はさきほどの会見で「捜査当局おいて捜査中の事案と承知しており、政府としてコメントすることは差し控える」としたうえで次のように述べました。
▼林官房長官「一般に米軍人による事件事故は地元の皆さんに大きな不安を与えるものであり、あってはならないものであります。重要なことはこれまでに米側が発表した一連の再発防止策が実際に、事件事故の再発防止につながることであります」
林官房長官は米側に再発防止策の徹底や綱紀粛正を働きかけていく考えを示しました。