豊かな自然に恵まれた宮城県北部の伊豆沼と内沼をテーマにした絵画展が、栗原市で開かれています。

沼で、羽根を休めるカモ。夏、沼全体に彩りを添える鮮やかなハス。

この展示会は、絵画を通して伊豆沼と内沼の豊かな自然を多くの人たちに知ってもらおうと開かれていて、今年で30回目を数えます。会場には、栗原市と登米市に住む絵画の愛好家14人が描いた水彩画や油絵などの作品24点が展示されています。

マガンが日の出とともに飛び立つ様子や自然豊かな水辺でたわむれるカモの親子の姿など四季折々の沼の景色が見事なタッチで描かれています。

伊豆沼・内沼絵画展実行委員会事務局 嶋田哲郎さん:
「この絵を通して伊豆沼にはこういうところがあることや知らなかったことを知ってもらい感じてもらいたい」

この絵画展は、栗原市若柳の「県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター」で1月18日まで開かれています。