今シーズン最強の寒波が列島を襲う…気を付けたいのが水道管の凍結トラブルです。2023年1月の寒波では、家庭の水道管が相次いで破裂、各地で漏水が多発したことから、富山市内は断水目前の危機となり、水道局が節水を呼び掛ける事態となりました。
そこで、水道管凍結を防ぐ備えを富山市水道局に聞きました。

2023年1月、寒波により富山市内では水道管の破裂、漏水が多発し、富山市は広範囲にわたる断水のおそれがあるとして、節水を呼びかける事態となりました。水道管凍結を防ぐために事前にできる、5つのポイントを聞きました。

1.水道管、メーターボックスの防寒…

凍結しやすい水道管に市販の保温材を巻き付ける、漏れないようにビニールテープなどを隙間なく重ねて巻いてください。

凍結しやすい箇所としては、水道管が太陽に日が当たらない家の北側にあり、風当たりの強い所ところでむき出しになっているところです。

水道メータ―付近も凍結しやすいので、メーターボックスの中を発泡スチロールで囲ったり、気泡緩衝材を敷き詰めた利すると効果的です。

2.気温3℃以下の予報で蛇口を開ける…

水道管は気温がマイナス3℃以下になると、凍結して破裂、漏水しやすくなります。

水道管凍結の心配がある場合は、最低気温がマイナス3℃以下になるという予報が出たら、凍結対策として就寝する前に水が引く程度に蛇口を開けておき、水を出してください。

12時間流して240リットル程度の水を使用した場合(お風呂が満タンになる程度)で約80円~100円程度上下水道料金で、お金がかかりますが効果的といえます。