特殊詐欺被害を未然に防いだとして、宮崎県都城市の銀行員2人に警察から感謝状が贈られました。

都城警察署から感謝状が贈られたのは、宮崎銀行高城支店の行員、山野涼子さんと本 千穂さんの2人です。

2人は、先月、銀行を訪れた70代男性が電子マネーの購入方法を尋ねてきたことを不審に思い、詐欺の可能性があるとして警察に通報しました。

警察によりますと、男性のスマートフォンには「宝くじ12億円が当選し、引換料として3000円分の電子マネーが必要」というメッセージが届いていたということです。

(本 千穂さん)「これからも話を丁寧に伺って詐欺防止に努めたい」

県内の去年11月までの特殊詐欺の被害総額は、1億6000万円余りとなっています。