外国為替市場で1ドル=158円台前半と、およそ半年ぶりの円安水準となっていることについて、加藤財務大臣は「行き過ぎた動きに対しては適切な対応をとる」と述べ、市場をけん制しました。
加藤勝信 財務大臣
「政府としては投機的な動向も含め、為替市場の動向を憂慮しており、行き過ぎた動きに対しては適切な対応をとってまいりたい」
加藤大臣は「足もとでは一方的な急激な動向も見られる」とも指摘し、「為替相場はファンダメンタルズを反映して、安定的に推移することが重要」との考えを改めて強調しました。
外国為替市場では、アメリカの長期金利が上昇したことなどから、円安・ドル高が進行。1ドル=158円台前半と、およそ半年ぶりの水準まで値下がりました。
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