ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアとの停戦交渉の前に、アメリカとの安全保障に関する合意が不可欠だとして、トランプ次期大統領との早期会談に期待を示しました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「ロシアによる侵略を防ぐという意味での安全の保障は、アメリカなしでは不可能だ」
ゼレンスキー大統領は5日に公開されたアメリカのポッドキャスト番組のインタビューで、ロシアとの停戦交渉の前に再び侵略されることを阻止するため、アメリカのトランプ次期大統領から武器支援など、安全保障に関する合意を得ることが不可欠だと述べました。
そのうえで、トランプ氏が大統領就任した後の早期会談に期待を示しました。
一方、トランプ氏が前回の大統領在任中、NATO=北大西洋条約機構からのアメリカの脱退について言及したとされる中、ゼレンスキー氏は「もしアメリカがNATOを脱退すれば、プーチンはヨーロッパを破壊するだろう」と警告しました。
さらに、ゼレンスキー氏はインタビューの中で、ロシア軍によってウクライナとの戦闘に投入された北朝鮮の兵士がこれまでに1万2000人に上り、そのうち3800人がすでに死傷したと明かしました。
注目の記事
強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

「保険が不正使用されている」記者に詐欺電話 “だまされたふり”続けるとオンラインで事情聴取 警察官姿の犯人が… 詐欺手口の全貌は

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本









