■かつての木村さんと同じ背番号を背負う、現役選手
2012年のロンドン五輪で銅メダルを獲得し、当時は高い盛り上がりを見せた「女子バレー」。その中心メンバーの一人だった木村沙織さんは、4度のオリンピックを経験し、日本代表のキャプテンとしても活躍した選手でした。
そんな木村さんが現在、期待を寄せるプレイヤーがいます。それは、新生・日本代表のキャプテン、古賀紗理那 選手です。
「しゃべるチームがいいと思っている。会話もそうだし、コート内で大きい声を出したり、指示とかが飛び交うようなチームがいい」といった理想を持ち、古賀選手はチームを引っ張ります。
そのリーダーシップに大きな影響を与えたのが、同じ日本代表でキャプテンを務めていた木村さんだったそう。
かつてのことを振り返りながら古賀選手は、「(キャプテンだった木村沙織さんの姿から)チームが同じ方向を向くってすごく大事だなって勉強させてもらったので、プレーで見せるのも もちろんそうですけど、練習中のコミュニケーションだったりも大切にしていきたいと思う」と話します。
キャプテンとして頑張る古賀選手を見て、木村さんは「人と人との関係だったり、間のボールをどうするとか、みんなが紗理那(古賀選手)を見てついていっている」と評しています。
木村さんの現役時と同じ背番号“3”を背負い、持ち前の“速い攻撃”で世界と戦う古賀選手。木村さんからキャプテンとしての役割や思いも引き継いで、新生・日本代表のメンバーと共にメダルの獲得を目指しています。
TBSで毎週土曜日に放送されている『バース・デイ』では、さまざまな“人生に刻まれた 忘れられない大切な一日”に注目し、紹介をしています。
(「バース・デイ」9月24日放送分より)