年明け最初の取引となる大発会を迎えたきょうの東京株式市場。日経平均株価は一時500円を超える値下がりとなりました。東京証券取引所から中継です。
今年は「辰巳天井」といわれ、株価が上昇し高値を付けやすいとされる巳年ですが、日経平均株価は不安な滑りだしとなりました。東京証券取引所では恒例の大発会が開かれましたが、日経平均株価はご祝儀相場にはほど遠く、一時500円以上値下がりしました。
厳しいスタートとなった今年の株価。市場が注目しているのは、アメリカのトランプ次期大統領の動向です。
ある市場関係者は「特に貿易交渉についてどんなことを打ち出すのか不透明感しかない」と警戒感を強めていて、今後の政策に身構えています。
さらに、国内の不安材料もくすぶっています。
自民党・公明党が少数与党に転落し政策が停滞しやすい中、今年夏には参院選も控えていて、こちらも先行きが見通しにくい状況です。
去年、34年ぶりに最高値を更新した日経平均株価ですが、国内外の状況に目を配りながら株価の上昇基調を維持できるのか、持続力が試される1年となりそうです。
注目の記事
党4役が辞意表明も石破総理は"想定内"? “総裁選の前倒し”迫るも…「やるもやらぬも茨の道」 自民党が向かう先とは【edge23】

「3行超えたら威圧感」「その絵文字は怖い」令和7年のSNS作法 あなたはついていける?「インスタは顔にモザイクがカワイイ(*´ー`*)」え??【原田曜平教授も解説】

“ママアスリート”の先駆者・寺田明日香選手 葛藤と挑戦の日々【報道特集】

「すごく運転がうまくて憧れた」中学時代からの夢、バス運転手へ 19歳デビューは県内初 地域の足支える若き担い手に期待 富山

年金の「強引徴収」で経営危機に陥る運送会社...20人以上の運転手解雇 『社員が横領』犯罪被害で厚生年金の猶予を申請...年金事務所は「猶予する理由がない」原因は職員の"勉強不足"か

なぜ“懲役8年”なのか…時速194キロ死亡事故 「その数字が頭の中をぐるぐる」遺族の静かな怒りと控訴審への思い
