青森県内は、年末年始を故郷や観光地で過ごした人たちのUターンラッシュが3日ピークを迎える中、大雪のため、鉄道各線は運休や遅れが相次いでいます。
午後の新青森駅は上りの新幹線を利用する人たちで混雑していました。
JRによりますと、新青森駅を出発する上りの新幹線は、1月5日まで、ほぼ満席となっています。
一方、在来線は大雪のため、運休や遅れが相次ぎ、奥羽線の青森駅と津軽新城駅間の列車にも運休や遅れが出るとしています。
※報告・中澤美寿妃記者
「弘前駅の改札口です。引き続き在来線が運休していて、影響が出ています」
奥羽線は、弘前駅と秋田県の大館駅間で雪によって、木が倒れたり、設備の被害が確認されたため、終日運転を取りやめることにしています。
※弘前駅を訪れた人
「弘前は今『陸の孤島』と。だから、青森に行けないし、秋田にも行けない。ここに滞在するより、他にない」
「青森は融雪や除雪がすごい設備と思ったが、さすがに、それでも運休するくらいだと思った」
JRは、4日も、奥羽線は弘前駅と大館駅の間で当面の間、運転を見合わせると発表しました。
五能線は、深浦駅と弘前駅の間で4日始発から終日、列車の運転を見合わせるということです。