アメリカで、アップルの音声アシスタント「Siri」がプライバシーを侵害しているとして利用者が訴えた裁判で、アップルが日本円でおよそ150億円の和解金を支払うことに合意しました。
この裁判は2019年、アップルが委託業者を通じて利用者とSiriによる会話の録音データを分析しているとの報道を受けて、利用者たちがプライバシーの侵害だとして、アップルを相手取り、集団訴訟を起こしたものです。
アメリカメディアなどによりますと、先月31日付で連邦地方裁判所に提出された暫定和解案で、アップルは9500万ドル、日本円でおよそ150億円の和解金を支払うことに合意したということです。
判事が承認すれば、対象となるアメリカの利用者には、iPhoneやiPadなどの端末1台あたり最大で20ドル、日本円でおよそ3100円の和解金が支払われます。対象者は数千万人規模に上る可能性があるということです。
原告側は「利用者が医師と会話をしたあとに、関連する手術に関する広告が表示された」などと主張していますが、和解案で、アップルは不正行為については否定しています。
注目の記事
うどんを食べて育った「讃岐うどん雲丹」?!不思議な “食事シーン”をご覧あれ 水産科の高校生が飲食チェーンと共同研究し商品化【香川】

『あの外国人女性はどこに?』1970年万博パビリオンで忘れられない出会い 77歳男性の願い叶うか―― 55年ぶりの万博で起きた奇跡に密着

「ママ、涙が止まらなかったんだよ」2歳の娘にいつか伝えたい 消えたぬいぐるみ「コアちゃん」のこと 40軒の聞き込みとSNS、海を越えた宝探しが繋いだ“再会”

父親の腎臓を移植した男性 「使命感で」体育教師の夢捨て人工透析の技士に 31年後に再発、また透析生活…次に命をつないだのは-

原因はまさかの“ヘビ”…変電所内で体長約1.5m、焦げた状態で見つかる 県西部で約7100世帯の停電 富山

【1300年ぶり天体ショー】“一生に一度の輝き” 緑に光る“レモン彗星”最接近へ 島の天文台館長が伝授「日の入り後1時間」の勝負

