アメリカで、アップルの音声アシスタント「Siri」がプライバシーを侵害しているとして利用者が訴えた裁判で、アップルが日本円でおよそ150億円の和解金を支払うことに合意しました。
この裁判は2019年、アップルが委託業者を通じて利用者とSiriによる会話の録音データを分析しているとの報道を受けて、利用者たちがプライバシーの侵害だとして、アップルを相手取り、集団訴訟を起こしたものです。
アメリカメディアなどによりますと、先月31日付で連邦地方裁判所に提出された暫定和解案で、アップルは9500万ドル、日本円でおよそ150億円の和解金を支払うことに合意したということです。
判事が承認すれば、対象となるアメリカの利用者には、iPhoneやiPadなどの端末1台あたり最大で20ドル、日本円でおよそ3100円の和解金が支払われます。対象者は数千万人規模に上る可能性があるということです。
原告側は「利用者が医師と会話をしたあとに、関連する手術に関する広告が表示された」などと主張していますが、和解案で、アップルは不正行為については否定しています。
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