27日、島根県松江市内で「電線から火花が出た」との消防への通報が相次ぎました。先週末も相次いだこの被害、発生した状況の共通点は「雨」です。


23日、松江市内で撮影された映像。電線から音を立てて火花と煙が上がっていました。

松江市では23日の朝、「電線から火花が上がった」との通報が消防に相次ぎましたが、27日も午前中だけで13件の同様の通報が寄せられました。

23日と27日の共通点は「雨」。
19日に山陰を直撃した台風14号の影響による「塩害」の可能性があります。


台風がもたらした暴風などによって引き込み線に傷がつき、そこに潮風に含まれる塩分が付着。
さらに、雨によって電気を通しやすい状態になり、火花が発生する場合があるといいます。

中国電力ネットワークは、火花や発煙などを発見した場合は連絡してほしいと呼びかけています。