岡山市の百貨店で新春恒例の初売りが始まり、多くの買い物客が訪れました。
天満屋岡山店では約4000人が詰めかけたため、開店時間を20分早めてオープン。15人の従業員が晴れ着姿で客を出迎えました。

今年、100周年を迎える天満屋百貨店。約1万4000個の福袋を用意し、中には100周年にちなんだ、100万円のダイヤモンドリングの福袋もあります【画像②】。

(買い物客)
「福袋とか、地下の美味しいお菓子とかを求めて。これからアクセサリーとか、いろいろみたいと思います」
「楽しみに。みんなの服とか小物とか、あと地下行って、食料品も見て帰ろうと思っています」
福袋の販売はあす(3日)まで行われるということです。

一方、6階の葦川会館では、岡山の新春を彩る日本美術院展覧会通称「院展」が始まりました。院展は、今年で109回を迎えた日本画の公募展覧会で、岡山では毎年この時期に開催しています。

その他にも、日本画壇を代表する巨匠の作品など60点が展示されています。こちら【画像⑤】は、瀬戸内市在住の井手康人さんの作品「月乃神」作品の中央には月の女神が描かれています。

(井手康人さん)
「畏れみたいなもの、そういったものはその時は苦しいかもしれませんが、明日を信じるそういう気持ちを描けたらいいなと思って」

院展は、今月13日まで天満屋岡山店で開かれています。