安倍元総理の「国葬」が行われた27日、鳥取県庁の屋上にある掲揚台では、係員が国旗と鳥取県の旗を括りつけ、一度てっぺんまで上げてから半旗の位置に降ろすやり方で弔意を示す半旗を掲揚しました。

鳥取県は半旗について、おととしの中曽根元総理の内閣・自民党合同葬の例にならい、県庁のほか5つの総合事務所で掲げました。

鳥取県内の19市町村では米子市、伯耆町、日野町のいずれも県西部の3つの市と町が庁舎に半旗を掲揚しました。
一方で、県も市町村も学校や職員、住民などに黙とうなど弔意を求めることはしませんでした。

県内からの国葬への参列者は平井知事、市長会長の深澤鳥取市長、町村会長の宮脇湯梨浜町長、鳥取県議会の内田議長、それに市議会議長会と町村議会議長会のそれぞれ代表の6人でした。

一方、島根県も県庁舎などで、国旗や県旗の半旗が掲揚されました。
県内の19市町村では、奥出雲町と飯南町の2町で半旗が掲揚されました。

国葬には丸山知事をはじめ、島根県議会の田中議長や島根県市長会長の久保田浜田市長などが参列しました。