2025年1月1日、新しい年の幕開けを告げる初日の出に各地で多くの人が手を合わせました。

岩手県宮古市では遊覧船「宮古うみねこ丸」の初日の出クルーズにおよそ80人が乗船しました。今朝は水平線が厚い雲に覆われていましたが、冷たい風が吹く中10分ほど待つとオレンジ色の光が辺りを明るく照らしました。

一方、三陸鉄道の「初日の出号」は午前6時すぎに大船渡市の盛駅を出発。吉浜駅付近の線路上に停まって日の出を待ちます。今年は雲にはばまれ停車時間内に初日の出を見ることは叶いませんでしたが、乗客は新しい年の幕開けに願いを込めていました。

また、釜石市大平町の釜石大観音では雲の切れ間から朝日がのぞくと、思い思いに手を合わせたり写真に収めたりしていました。