ロシアのプーチン大統領は国民に向けた新年の演説でウクライナ侵攻を念頭に「われわれは前進するだけだ」と述べ、団結を呼びかけました。
ロシア プーチン大統領
「新年を迎え、われわれは未来について考えている。すべてはうまくいくと確信している。われわれは前進するだけだ」
プーチン大統領は12月31日深夜、恒例の新年の演説を行い、ロシアではこの四半世紀に歴史的に重要な多くの出来事があったとし、「われわれは団結して大きな目標を達成し、何度も試練を乗り越えてきた」と強調しました。そのうえで、ウクライナ侵攻を念頭にロシアの軍人を「真の英雄だ」と称えました。
ただ、戦況や今後の見通しについては言及しませんでした。
2025年は第2次世界大戦で旧ソ連がナチス・ドイツに勝利してから80年の節目となり、ロシアは今年を「祖国防衛者の年」と位置づけていて、プーチン氏としてはウクライナ侵攻を重ね合わせることで、国民に団結を訴える狙いがあるとみられます。
注目の記事
強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

「保険が不正使用されている」記者に詐欺電話 “だまされたふり”続けるとオンラインで事情聴取 警察官姿の犯人が… 詐欺手口の全貌は

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本









