東大阪市の花園ラグビー場で行われている全国高校ラグビー大会の1回戦に岡山・香川の代表校が登場しました。

4大会連続4度目の出場となる青のジャージ・倉敷。開始早々にペナルティゴールで3点を先制して迎えた前半13分。11番の森岡が左サイドを突破すると、華麗なパスワークから追加点を挙げます。

(実況)
「倉敷ゲームキャプテン若狭が最後はトライを取りました!」

その後九州学院に2トライを許し、追いかける展開になった後半6分。10番の成田が華麗なステップでディフェンスラインを突破します。

(実況)
「そして14番ウイング宮崎!トライ!またしても逆転!」

ロースコアのままもつれ込んだ終盤、試合を決めたのはこの日絶好調の成田でした。

(実況)
「自ら行こうとする!破った!破った!一気にウイングにつないで、宮崎のトライ!」

巧みなパスフェイントで相手を翻弄し、味方のトライをお膳立て。試合の主導権を握ると・・・

(実況)
「狭いほう、若狭が行く。自ら行く!そしてボールを受け取った!トライだ!俊足の森岡のトライ!」

終了間際にはダメ押しのトライを決め、手に汗握るシーソーゲームを制しました。

(実況)
「ノーサイドの笛!」

チームの目標でもある花園2勝まであと一つとしています。

一方、
(実況)
「坂出第一が競り勝って、まだ進んでいる」

初の花園1勝をと挑んだ緑と黒のジャージ・坂出第一。近大和歌山に24-0とリードされるも、後半19分。

(実況)
「飛び込んだ!」

試合終盤で中田が意地のトライ。目標の花園での勝利とはなりませんでしたが、最後まで諦めないプレーは高校ラグビーの聖地を沸かせました。

2回戦へと駒を進めた倉敷は、あさって(30日)、坂出第一を破った近大和歌山と対戦します。