年末年始に食べるもののひとつが「餅」。毎年この時期は餅による窒息事故が多く消防では注意を呼びかけています。
総務省の家計調査によりますと、2023年までの過去5年間、2人以上世帯の餅への平均支出額はいずれの年も12月が最も多いということです。2023年は最も少なかったのが7月の31円で、12月は904円で約30倍です。年末年始に餅を食べる機会が多くなることから、消防では窒息事故にならないよう注意を呼びかけています。

注意するポイント
東京消防庁のHPでは餅による事故を防ぐ5つのポイントを挙げています。
①餅は小さく切って、食べやすい大きさする
②急いで飲み込まず、ゆっくりと噛んでから飲み込む
③乳幼児や高齢者と一緒に食事をする際は、食事の様子を見守りなど注意を払う
④餅を食べる前に、先にお茶や汁物を飲んでのどを潤しておく
⑤いざという時に備え、応急手当の方法をよく理解する