チャットGPTを手がけるアメリカの「オープンAI」は、これまでの非営利組織が主導する構造を見直し、営利企業へ転換する方針を明らかにしました。資金を集めやすくして開発を加速する狙いです。
2015年に設立されたオープンAIは現在、非営利組織が2019年に設立された営利部門の子会社を主導する構造となっています。
こうした中、オープンAIは27日、これまでの営利部門について、株主の利益に加えて公益性も追及する営利企業に転換させ、事業の運営などを主導する方針を明らかにしました。
「想像していた以上の資金を調達する必要がある」などとしていて、今回の組織再編で他の企業と同じ条件での資金調達が可能になるということです。
一方、非営利組織は存続させ、医療や教育などの分野で慈善事業に力を入れるとしています。
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