普天間基地の名護市辺野古への移設工事をめぐり、沖縄防衛局は軟弱地盤が見つかっている大浦湾側の地盤改良工事に28日午後にも着手する方針です。

28日　辺野古上空



辺野古への移設工事をめぐっては、大浦湾側にマヨネーズ状とも言われる軟弱地盤が見つかっていて、沖縄防衛局は28日午後にも地盤改良工事を始める方針です。

工事では今後海中に7万本あまりの砂杭が打ち込まれます。

敷砂の作業船　28日



28日午前は砂杭を打ち込む前段階として海底を平らにするために砂をまく「敷砂」の作業が始められる予定で、海上では砂を台船に移し替える様子が確認されています。

沖縄防衛局は、「敷砂」の作業をもって地盤改良の「着工」と位置付けるとしています。