自民党はきょう、派閥の裏金問題をめぐる“けじめ”として、赤い羽根共同募金に8億円を寄付しました。これで“幕引き”となるのでしょうか?街では賛否の声があがりました。
この1年、自民党を覆った「政治とカネ」の問題。仕事納めのきょう、自民党は裏金問題の「政治的けじめ」として、8億円を赤い羽根共同募金で知られる「中央共同募金会」に寄付しました。
自民党 森山裕 幹事長
「寄付をさせていただくということが、党のけじめとしては大事なことではないか」
原資は税金である政党交付金ではなく、党費などから支出したということです。収支報告書への不記載総額はおよそ7億2000万円ですが、「お詫び分」およそ8000万円を上乗せしました。
“けじめ”の8億円寄付に街の人は。
女性(20代)
「何に使われているかわからない形だと、納得しようもないのかな」
男性(80代)
「募金で何か大まかに片付けちゃうような、なんかあんまり気に入らないですよね。政治的決着を早くつけたいっていうふうにしか思わないですね」
主婦(40代)
「小手先って言っちゃ悪いのかもしれないけど、皆さんが納得する形で(政治資金を)集める仕組みをどうしたらいいのかっていう話し合いを続けて欲しい」
野党からも疑問の声があがっています。
立憲民主党 野田佳彦 代表
「それがけじめなのかどうかですね、ちょっと取ってつけた感があるように思いますけれども」
さらに、異論は自民党内からも…
自民・中堅議員
「国民は党ではなく、不記載議員が払うべきだと思っている。このやり方では国民は納得しないだろう」
一方、石破総理は「幕引きを急ごうとしているわけではない」と強調しました。
石破総理
「けじめがついたかどうかは、これは国民の皆様方がご判断になることで、これで幕が引けたとか、けじめがついたとか、そのようなことを申し上げるべきだとは思っておりません」
8億円の寄付で国民の信頼が取り戻せるのか、引き続き、説明責任が求められています。
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