岡山県倉敷市にある国の重要文化財・旧野﨑家住宅に正月用のしめ飾りが取り付けられました。

母屋や土蔵などが立ち並ぶ旧野﨑家住宅では、毎年この時期に年神様を迎えるためのしめ飾りを取り付けていて、今年は27個のしめ縄にダイダイやウラジロなどの縁起物を飾り付けました。

出来上がったしめ飾りは蔵の入り口や玄関などに取り付けられ、約200年前に建てられた塩田王の邸宅の迎春準備が整いました。

(旧野﨑家住宅 宮崎健司学芸員)
「以前よりずっと続けてきた日本古来の年中行事です。お越しになられたお客様には新年を感じていただければと思います」

旧野﨑家住宅は元日まで休館で、2日から開館します。