2024年も残すところあと5日となり、大分県内各地で新年を迎える準備が進んでいます。県内有数のそばの産地、中津市では年末恒例の年越しそばの仕込みが始まっています。

中津市本耶馬渓町の道の駅耶馬トピアは毎年この時期、年越しそばを作っています。27日も近くの神社で開運の祈願を済ませた地元産のそば粉を使って、そば打ちが行われました。

道の駅 耶馬トピア

関係者によりますと、2024年は収穫時期の10月ごろに昼と夜の寒暖差が大きくなったこともあり、強いこしのあるそば粉に仕上がったということです。そば打ちは31日まで行われ、およそ8000食分が用意されます。

(耶馬トピア・高橋和美支配人)「災害のない良い年であるようにという想いを込めながら打ち始めている。それぞれの家庭で良い1年になってほしいという想いを抱きながら、そばを食べてほしい」

年越しそばは28日から大みそかまで、耶馬トピアのほか、中津市内の道の駅やスーパーなどで販売されます。