インフルエンザが猛威を振るい山梨県内の感染者が前の週の3倍以上に増え、県全域が警報レベルとなりました。

今月22日までの1週間に報告があった県内のインフルエンザの感染者数は2281人でした。

1医療機関あたりの平均は前の週の3.24倍となる55.63人で、これは過去10年で2番目に多い水準です。


地域別では中北が最も多く80.08人、次いで峡東が65.71人などとなり、全ての地域で一斉に警報レベルに入りました。
感染が拡大するスピードは過去10年で最速ということです。

山梨県の会見 26日


医療機関が休みとなる年末年始に入ることから県は26日に緊急の会見を行い、市販薬の準備や緊急連絡先の把握、体調不良の場合は外出を避けることなどを呼びかけました。


そして重症患者を増やさないためにも手洗いや、必要な際はマスクをつけるなど基本的な感染防止対策をするよう求めました。