宮崎県内では、インフルエンザの感染者数が前の週のおよそ3.1倍に急増していて、今シーズン初めて流行警報レベルを超えました。

県によりますと、今月22日までの1週間に、県内58の医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は2937人で、前の週のおよそ3.1倍に増加。

1医療機関あたりでは50.6人で、流行警報レベルの基準値「30人」を今シーズン初めて超えました。

特に、中央と延岡、それに、高鍋の保健所からの報告が多く、年齢別では、15歳未満が全体のおよそ7割を占めています。

また、新型コロナウイルスの感染者数は225人で、前の週と比べておよそ2.1倍に増加しました。

県は、手洗いやせきエチケットなどの感染予防対策の徹底や、重症化のおそれがある子どもや高齢者への注意を呼びかけています。