毎日1人当たり「おにぎり1個」を捨てているとも試算されている「食品ロス」。少しでも無駄を減らそうと、ユニークな取り組みが本格的にスタートします。
記者
「おにぎりに貼られているシールを見てみますと、おにぎりが泣いています」
消費期限が迫った食品に貼られる割引きシール。おにぎりが涙ながらに「たすけて」と訴えています。ファミリーマートが来年3月以降、全国で新たに展開させるデザインです。
ファミリーマート サステナビリティ推進部 岩崎浩 部長
「お客様の“意識”や“感情”に訴えかけて、直接的なストレートなメッセージを出すことで、廃棄されていたものを防ぐことができる」
狙いは「食品ロス」の削減です。先月まで行われていた実証実験では、これまでの割引きシールより購入率が5ポイント上昇しました。「食品ロス」を年間でおよそ3000トン減らすと見込んでいます。
客
「助けてあげようかなって。消費期限が短くても、きょう食べるものなので関係ないかな」
「おにぎりは泣かないし、それよりもお金(割引き額)で見た方がわかりやすい」
毎年500万トン近く食品を廃棄している日本。そのうち小売業の廃棄は1割を占めていて、取り組みは待ったなしの状況です。
ローソンでは、去年から都内の一部店舗で、消費期限内の売れ残った「からあげクン」を子ども食堂に寄贈。
セブン-イレブンは、今年から「環境」をイメージした割引きシールの展開を始めました。
「食品ロス」削減を各社が加速させる中、“泣き落とし”はどこまで効果を発揮するのでしょうか。
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