岡山市の路線バスの再編について話し合う協議会が開かれ市中心部の初乗り運賃を160円に値上げする方針案が示されました。

協議会では、路線バスの岡山市中心部での初乗り運賃が120円など安い水準にあり、各社の経営を圧迫しているとして見直しが進められてきました。きょう(23日)岡山市から初乗り運賃を認可運賃の水準である160円に値上げする案が示されました。

現時点で宇野バス以外が賛同事業者となっており、この案をもとに協議を進めることで全社合意しました。案では路面電車も初乗り160円になります。

(大森雅夫岡山市長)
「公共交通を維持していくということでいくと一定の料金をお願いするというのは私はやむをえないのかなと。利用者の皆さん申し訳ありませんがここは我慢していただければと思います。」

また路線図・時刻表なども各社共通で使うことを想定してデザインし、利便性を高めていく方針案が示されました。