年末年始の食卓を彩る養殖ブリの出荷が愛南町で最盛期を迎えています。

愛南町久良地区では黒潮が流れ込む沖合の漁場で3軒の業者が養殖ブリを生産していて漁協とともに「久良のぶり」としてブランド化し販売しています。

引き締まった身が特徴というこちらのブリ。
今シーズンも先月から出荷が始まり、日の出とともに生産者が5キロ以上に育った大きなブリをいけすからすくい上げ活締めにしていました。

(久良漁協 竹田英則組合長)
「(久良のブリの)一押しは自然環境がよい。黒潮の流れで栄養塩も結構入っていて成長はいい」

漁協によりますと、今シーズンは猛暑による高水温でエサを食べる量が減るなどブリの生育が心配されたものの、秋以降、水温が下がり脂も乗ってきたということです。