岩手県生活協同組合連合会は20日、政府による石油元売り会社へ支給している補助金の縮小を受け、12月29日から配達灯油の値上げを決めました。

県生協連によりますと、現在の配達灯油の価格は1リットル116円ですが、12月29日から2025年1月18日までの暫定価格は1リットルあたり5円値上げし121円となります。また1缶18リットルの暫定価格は90円値上げされ2178円となります。(電話注文価格はプラス1円)今後の状況次第では期間中に価格が変更される可能性もあるということです。

県生協連の吉田敏恵専務理事は、「灯油に頼らざるを得ない東北の事情を理解してもらい、適正価格が保たれるよう政府の補助をお願いしたい」と話しています。