なでしこリーグ2部・岡山湯郷ベルのFW横山久美選手が、来季、リーグ1部の静岡SSUボニータに移籍することがわかりました。

クラブがきょう(20日)発表したものです。湯郷ベルのFW横山久美選手は今季、リーグ戦に22試合出場し32ゴールをあげ、2部の得点王と最優秀選手賞を受賞するなど、圧倒的な存在感でチームを牽引。長く低迷に苦しんだ湯郷ベルでしたが、今季リーグで20勝2分け無敗で優勝、なでしこ1部昇格を決めました。

横山選手は1993年生まれの東京出身で、2012年に岡山湯郷ベルに入団、その後、長野やドイツ、アメリカへの移籍を経て2023年にベルに復帰、今季はキャプテンを務め、立役者としてチームを1部昇格に導きました。

横山選手はクラブのHPで「ここ湯郷がとても好きです。正直離れるのが寂しいです。ただ残り少ないサッカー人生の恩返しをまだ終わりきっていない事に気づきました。今年チームとしても選手としても結果を出せたことで移籍する決断が出来ました。2年間本当にありがとうございました!!!」などとチームやサポーター、スポンサー企業などへの思いがあふれた長文のコメントを発表しています。