岡山商工会議所と岡山市内の4つの商工会は、エネルギー価格の高騰などで厳しい経営状態にある中小企業への支援を求める要望書を大森岡山市長に提出しました。

岡山商工会議所の松田久会頭と、4つの商工会の会長らが岡山市役所を訪れ、大森市長に要望書を手渡しました。要望書では、地域の中小企業にとってエネルギーや原材料価格の高騰、人手不足などが収益改善の足かせになっていると説明。この上で、新たな事業に意欲的に取り組む中小企業の設備投資を後押しするための補助制度の拡充など、3項目を求めています。
(岡山商工会議所 松田久会頭)
「中小企業が元気でないと地方全体が沈んでいくので、地元の企業を活性化していくことは常に考えていただきたい」
大森市長は「来年度の当初予算の議論がこれから本格化する。ご指摘いただいたことを十分に踏まえながら対応していきたい」などと応えました。