生成AIを開発するためのデータセンターが中四国で初めて香川県に整備され、高松市で開所式が行われました。

式には、香川県の池田知事や高松市の大西市長も出席し、テープカットをして開所を祝いました。データセンターは、東京でクラウドサービスなどを手掛ける「ハイレゾ」が特別目的会社を設立し、国・県・市の助成を受け約100億円かけて整備しました。100台のGPUサーバーが生成AIのプログラム開発に必要とされる高度な計算処理を行います。
(ハイレゾ香川 志倉喜幸社長)
「データセンターはどんどんこれから地方に整備されていく、地方で始まっていく。生成AIのマーケットにおいては重要なことだと思っております」
(池田豊人香川県知事)
「日本の地方創生のひとつの新しいモデルを示せるんじゃないかと期待しています」

高松市データセンターは今月1日から10台のサーバーで運用を始めていて、来年6月には100台でのフル稼働を目指しています。ハイレゾ香川は綾川町にもデータセンターを整備し、来年8月の稼働開始を予定しています。