今年も残すところ10日あまりです。松山城では毎年恒例の大掃除が行われ、新年を迎える準備が整えられました。

18日の大掃除には、松山総合事務所の職員およそ20人に加え、マスコットキャラクターの「よしあきくん」も参加しました。

職員らは、長さおよそ2メートルある笹ぼうきを使って天守のすすを払ったり扉や窓を拭いたりして、一年の汚れを落としました。

大掃除に参加した人
「けっこう汚れている。もっともっと綺麗にしてたくさんのお客さんに松山城を見てほしい」

松山市によりますと、今年は7月に城山で発生した土砂崩れの影響で、来場者が一時減少したものの、その後インバウンド客が増加したことなどから、天守を訪れた人は10月末までにおよそ40万人と、去年の同じ時期よりおよそ2万人多いということです。

松山城は年末年始も休まず営業し、元日は朝6時からロープウェイを運行する予定です。