自民・公明両党の幹部は、選挙ポスターに品位を保持する規定を新たに設ける公選法の改正案について、いまの国会での提出は見送り、来年の通常国会で早期の成立を目指すことを確認しました。
自民・公明両党の幹事長は17日、都内のホテルで会談し、両党の国対委員長も同席しました。
この中で、今年7月の東京都知事選で掲示板に同じポスターが多数貼られるなどした問題を受けて、ポスターに品位を保持する規定を新たに設ける公選法の改正案について、いまの国会での提出を見送ることを決めました。
両党は、来年夏の都議選や参院選には間に合うよう、来年の通常国会で早期の成立を目指すことも確認しました。
同席した自民党の坂本国対委員長はいまの国会での法案提出を見送った理由として、先の衆院選で新たに加わった政党との合意が不十分だとの認識を示しました。
自民党 坂本哲志 国対委員長
「やはり選挙が終わって少数の政党さんが入ってきまして、8会派、9会派と非常に会派が広がりましたので、その各派協議会をどうしていくかということで、まだ合意を得てないんだろうというふうに思っております」
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