視覚障害のある人に読書を楽しんでもらおうと、大分市の高校生が卒業制作で取り組んだ点訳絵本を寄贈しました。

大分市の楊志館高校では30年以上前から県立盲学校や市内の点字図書館に点訳した絵本を隔年で寄贈しています。

17日は福祉科の3年生30人が卒業制作でおよそ3か月かけて点訳した絵本3冊を大分市点字図書館むくどり文庫の館長、木村幸二さんに贈呈しました

(楊志館高校3年生)「目がみえない子どもたちや色んな大人たちに楽しんで読んでもらえたら良いなと思います」

楊志館高校では点字のほか手話の授業を行っていて、介護や福祉業界で活躍する人材を育成したいとしています。