東日本震災で行方不明になった人や身元が分からない遺体に関する相談会が15日、岩手県宮古市で行われました。

県警による相談会は2014年に始まり、今回で67回目です。盛岡市の佐々木勝宏さんは宮古市田老で被災し行方不明の母・妙子さんの情報を求めて初めて相談会を訪れました。

(佐々木勝宏さん)
「お墓の中には骨壺は入れてあるんですが(お骨が)無い状態なので父親も一緒に亡くなったんですが一緒に入れてあげたい気持ちはあるので見つかればいいなと思ってる」

岩手県内では15日現在、発見された遺体のうち47人の身元が分かっておらず県警では似顔絵を公開するなどして特定につながる手がかりを求めています。