独房の壁に残された「もうだめだ」

建物の地下に進むと…

増尾記者
「地下にある独房の場所です。一畳ほどの壁に囲まれた本当に小さなスペースです。爪で削ったような跡があります。“ここに収容されてから何日目”ということを記録していたのでしょうか。『ああ、もうだめだ』と書かれています」

想像を絶するほどの劣悪な環境。食料や医療などはほとんど提供されず餓死していった人も多いといいます。

そして刑務所には…

増尾記者
「処刑に使われていたということです」

絞首刑に使われたとされる器具も残されていました。国際人権団体は2011年からの5年間だけで1万3000人が絞首刑になったと報告しています。ただ、実際の数はわかっておらず、“もっと多くの人が処刑された”との指摘が根強くあります。

投獄された人の多くが今も行方がわかっていません。受刑者の家族らは隠し部屋に取り残された人がいると信じ、捜索を続けています。