(若狭敬一アナウンサー)
“みそかつ”で有名な「矢場とん」が名鉄百貨店の中にオープンした新業態の店は、総菜店でした。色々な形で「新業態 進出」というパターンは多いんですね。

(大石邦彦アンカーマン)
矢場とんの場合は、コロナ禍でレストランが苦しくなったことから通販を始めたところ、これが当たった。ピンチをチャンスに変えたんですね。
そういうお店は、他にもありました。

こちら「柿安ダイニング」。総菜のイメージが強くないですか?
(古川枝里子アナウンサー)
柿安イコール総菜だと思っています。
(若狭アナウンサー)
デパ地下にあるっていうイメージですね。

(大石アンカーマン)
元々は牛鍋店としてスタートして、そして精肉店も始めたわけですね。
ところが1990年代に「BSE問題」が出て、肉だけでは厳しいんじゃないか、他の柱が欲しいということで総菜事業に力を入れ、今や全体の売り上げの35%にまでなっているんです。

精肉店が総菜に進出したケースは他にもあります。
名古屋コーチンの「鶏三和」の場合は2008年に総菜店をオープンさせて、今では国内外60店舗に拡大し、全体の売り上げの4割近くを総菜が支えています。
そして飛騨牛の「丸明」の場合は、ことし総菜専門店を初出店しています。
そして「矢場とん」が12月11日に総菜事業に進出したと。

(若狭アナウンサー)
総菜のビジネスというのは結構盛んなのでしょうか?
(大石アンカーマン)
こちらのグラフをご覧いただきましょう。
総菜市場は20年前は7兆円を超えるくらいだったのですが、順調に右肩上がりで伸びていきました。ただし、コロナ禍で少し厳しくなったんですね。
その後、ここ最近は規模が拡大して今は約11兆円市場になっているということなんです。
やはり肉を扱う店の場合、切った後に端切れが出るんですね。
その端切れ肉はコロッケにしたりとか、いろいろ活用できるので、総菜市場に進出しやすいとも言えるようなんです。
一人暮らしの方や共働きの方の需要もありますよね。

(古川アナウンサー)
お総菜は大好きで、食材費とか自分の人件費とかを考えたら、お総菜って値打ちでありがたいなと思うんです。
(大石アンカーマン)
同じように思っていらっしゃる方も大勢いらっしゃるでしょうから、総菜市場はまだまだ拡大していくと思います。
CBCテレビ「チャント!」2024年12月11日放送より














