鵜の動きで翌年の吉凶を占う石川県羽咋市・気多大社の神事「鵜祭(うまつり)」に向け、主役となる鵜の捕獲が8日から始まりました。
しかし、元日の地震の影響からか鵜は捕まらないままです。
毎年12月16日に気多大社で執り行われる「鵜祭」は、神の化身「鵜様」の動きで翌年の吉凶を占う神事として、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

鵜の捕獲を行うのは、七尾市鵜浦町(うのうらまち)の小西寛之さんと息子の達矢さんです。
鵜の捕獲を担う鵜捕主任(うとりしゅにん)は代々小西家が務めていて、作業は一子相伝の技です。