魅力ある労働環境づくりを推進する岩手県内の企業をたたえる、いわて働き方改革アワードの表彰式が11日行われました。
受賞した企業の担当者は「身近なことから改善を」とアドバイスしています。
いわて働き方改革アワードは、2016年に始まった県の表彰制度で、今回は最優秀賞に大船渡市の総合建設コンサルタント会社「アースデザインコンサルタンツ」が選ばれました。

この企業は、若手社員をサポートするメンター制度の導入や、資格取得を支援する制度を充実させることで人材確保・定着を図った点などが高く評価されました。
自社の取り組みを紹介した担当者は、次のようにアドバイスを送りました。
(アースデザインコンサルタンツ 滑川淳一総務課長)
「働き方改革というと、なんだか大きなプロジェクトを行わなければならないと考えがちですが、小さいことであったり、身近なことを改善することが大事だということに現在は至っている」

今回は優秀賞に「ジュークアンリミテッド」「西部開発農産」「ワイズマン」の3社が選ばれていて、受賞した4社の取り組みは、他の企業の参考にしてもらうため県のホームページなどで紹介されています。