九戸村は30代の男性職員が村の職員親睦会など2団体の口座から合わせて300万円余りを着服していたとして、10日付けで懲戒免職処分としました。

九戸村は10日会見を開き、大久保勝彦村長が陳謝しました。
懲戒免職処分となったのは、村の総務課に勤務する主任級の30代の男性職員です。
村によりますとこの男性職員は、2021年5月から2024年9月までの間に、村の職員全員が所属し会費を支払う職員親睦会の口座からおよそ257万円。
2024年8月から10月までの間に村の消防団長会の口座からおよそ61万円を着服していました。
男性職員は2つの団体の会計を担当していて、着服した金はギャンブルによる借金の返済などに充てられていたということです。

村は再発防止に努めるとしています。