ノーベル平和賞の授賞式前日、日本被団協の代表理事が会場の前へ初めて足を運び、涙ながらに思いを語りました。
クリスマス一色のノルウェーの首都・オスロ。授賞式の前日、日本被団協の代表理事・木村緋紗子さん(87)がJNNの取材に応じました。
記者
「街がこうして彩られていくと、すごく自分たちが平和な世界に生きている気がする」
日本被団協 木村緋紗子 代表理事
「いやぁ、ちょっと世界と比べると、やはりここだけが平和で、世界には苦しんでいる子ども達(がいること)を考えると、もっともっと頑張らなくちゃならないなと、私は思います」
木村さんが足を運んだのは、授賞式の会場となるオスロ市庁舎です。訪れるのは、この時が初めてでした。
日本被団協 木村緋紗子 代表理事
「あっ、ここでやるんですか!えー、そうですか。いや感激しました、ここへ来て。この中へ入るんですね」
オスロへ向かう直前、核兵器の廃絶をともに訴えてきた先人たちが夢に出てきたといいます。
日本被団協 木村緋紗子 代表理事
「私の体の中に先人たちが入っています。その人たちも一緒に行こうねって、私ここに連れてきましたから」
木村さん自身も8歳の頃、広島で被爆し、父親をはじめ8人の身内を亡くしました。現在は仙台で暮らし、原爆の悲惨さを伝える活動に取り組んでいます。
日本被団協 木村緋紗子 代表理事
「私の父親は『無念でならぬ』という言葉を残しながら、あの世に去っていったんです。私がここに来て、やはり幸せだと思ったことを、広島の墓に帰って、みんなに伝えるということは、みんな喜んでくれて、そこは…平和を願っているということで許してくれると思います」
授賞式は、日本時間のきょう午後9時に始まります。
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