五穀豊穣や商売繁盛を願う、鶴ヶ城の縁起物の飯べらに焼き印を押す作業が始まりました。
うっすらと白く色づいた福島県会津若松市の鶴ヶ城。9日から始まったのは、飯べらに焼き印を押す作業です。「福をめしとる」縁起物と言われている鶴ヶ城の飯べらは、五穀豊穣や商売繁盛の願いを込めて毎年作られています。
9日は、会津若松観光ビューローの職員やボランティアガイドが、来年の干支の「巳」の文字を、一つ一つ丁寧に押していました。
会津若松観光ビューロー・花見幸宏さん「みなさまの笑顔がまた来年も見られますようにということで、気持ちを込めて押しています」
鶴ヶ城の飯べらは、来年の元日から、鶴ヶ城を訪れた先着5000人に配られます。
