静岡県教育委員会は12月9日、県立沼津西高校の教諭が、修学旅行の引率中に生徒179人分の個人情報が書かれた名簿などを紛失したと発表しました。
県教育委員会によりますと、沼津西高校の教諭が紛失したのは、修学旅行に参加している2年生179人分の氏名とホームルームナンバー、宿の部屋番号が分かる宿泊先名簿、生徒3人分の食物アレルギーと名字が分かる資料などです。
引率教諭はこれらをまとめた書類を携行していましたが、12月5日、修学旅行中に訪れていた羽田空港か飛行機の機内の中、もしくは東名高速道路の海老名サービスエリアで紛失した可能性があるということです。
旅行会社を通じて航空会社に確認したものの見つかっておらず、沼津西高校は食物アレルギーに関する情報を記載していた3人に対し謝罪しています。
県教育委員会は再発防止策として、全県立高校に対し、個人情報管理の注意喚起を行うほか、生徒の個人情報を携行する必要がある場合は、電子化しクラウド保存するなどの適切な管理方法の検討を指示していくとしています。
注目の記事
【クマ襲撃】被害者の9割が顔面損傷…鼻がなくなり骨は粉砕「体を大きく見せようと立ち上がって…」医師が語るクマ外傷の実態 47歳男性はあの日を境に人生が一変

特集戦後80年「総理所感」は何を伝えたのか 沖縄戦体験者「歴史直視を」

「あの日までのお母さんも死んだ」“たった15分の横着”が奪った夫と日常 1枚800kgの鉄板落下事故 被害者家族が訴え「被害者にも加害者にもさせないために」


乳房再建は “形” でなく “生き方” 取り戻す治療…富山大学で進む乳房再建の最前線

祖母を殺された小学4年生は今・・・「事件が私の人生を変えた」 山口県連続殺人放火事件から12年 被害者遺族が事件を振り返る

ドリフト?公園を暴走し荒らしたのは白のRV車 今も公園は痛々しいまま…一時の快楽で逮捕された男の行為 泥には証拠となるタイヤの痕 町は損害賠償請求も視野(山形・山辺町)
