自民党はきょう、先の衆院選での落選者を対象とした懇談会を党本部で開きました。
自民党はきょう午前、先の衆院選での落選者を対象とする懇談会を開き、当時、現職閣僚だった牧原前法務大臣や、派閥の裏金事件にかかわり非公認となった高木元国対委員長、下村元文部科学大臣ら100人が顔をそろえました。
冒頭、石破総理は選挙の敗北について「わたしの責任だ」と述べ謝罪しました。
石破総理
「先の総選挙、厳しいご審判をいただきました。総裁たる私の責任でございます。至らざるところ届かないところ多々あったと反省いたしております」
また、石破総理は「忌憚のない意見を賜りたい。わたしどもは謙虚にうけたまわり、できるものはすべて実行に移す」と述べました。
終了後、下村氏は、石破総理ら党の執行部に辞任を迫るような意見は出なかったとした上で、来年の参院選などに向けて党改革の必要性を訴えました。
下村元文部科学大臣
「自民党を抜本的に解党的に出直すという意味での自民党再生実行本部等を作ってですね、その場合には我々も必要に応じてぜひ参加をさせていただいて、党改革をしていかないと、来年の選挙厳しいということを申し上げました」
また、石破総理も落選者に対し、「こうした機会はこれで終わりではない。今後もできる限り支援をおこなっていきたい」と述べたということです。
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