長谷さんの交際相手だった八木原被告。そして、その友人の川村被告は、長谷さんを暴行し、死亡させたうえ、カードなどを奪った「強盗致死」をはじめ、奪ったクレジットカードでタバコや弁当など購入した「詐欺」と「詐欺未遂」。
さらに川村被告のみ、キャッシュカードで計12万7000円を引き出す「窃盗」の罪で起訴されました。
捜査関係者によりますと、川村被告は、これまでの警察の調べで、長谷さんを暴行したことについて認めているということです。
一方、八木原被告は警察の調べに「自分は暴行には加担していない、笑うなどしてあおった」と話していたということです。
しかし、札幌地検は、八木原被告についても。直接暴行を加えたとみられる少年らと共謀が認められると、判断したことになります。

2人が当初、検察に身柄を送られたときの容疑が「傷害致死」でしたが、そのあと「強盗」などで再逮捕となっています。
今回のポイントは、逮捕容疑よりも、さらに罪の重い「強盗致死罪」が適用されるかどうかでした。「強盗致死罪」の罰則は、死刑または無期懲役に限られ、数ある犯罪の中でも重い罪の一つです。
